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古き良き「検索エンジン」「個人サイト」文化がいまだに残っていて感動した【インターネット老人会】

目次

個人サイトとは?

キリの良い番号(キリバン)を踏んだら掲示板にカキコ(書き込み)するのが常識だった

1990年~2000年代ごろに流行った個人で作成・運営されたサイト。イラストや小説、日記やプロフィール、掲示板などが載せられていた。一時代のインターネットカルチャーを築いた。

検索サーチエンジンとは?

当時は検索エンジン(google)やSEOなんかは発達しておらず、個人サイトなんかは検索にかかることはありません。
よって、個人サイトを見る側はサイト同士をつないでいるリンクか、運営者自らが登録しているサーチエンジンからサイトへ飛ぶしかありません。
運営するサイトのジャンルごとにサーチエンジンはあり、新しいサイトや、同じ趣味をもつ人同士を探すのに非常に助けになりました。

ゆきち

サイトバナーが良い感じだとクリックしちゃうんだよねぇ

2022年現在にも残る個人サイト文化!

そんな個人サイトを検索できるサーチエンジンが、令和の今でもずっと続いているのを見つけてしまいました。大感動です。

▼ 【日本最大級:同人系サイト総合検索サーチ 】GAMEHA.COM – ガメハコム -旧:ゲーム派ドットコム

【創作・同人検索エンジン】GAMEHA.COM - ガメハコム -

なんとこちらの「GAMEHA.COM」さん、運営22周年目ということでまさに2000年代のインターネットカルチャーを語る上での生き字引となっている存在です。

個人サイト文化と検索サーチエンジン文化がいまだに残っていることは素晴らしいですね。
個人サイト文化はイラストや二次創作界隈で特に浸透していたものでしたが、イラスト専用のSNS,pixivや手軽に多くの人から見てもらえるTwitterなどにとって代わりました。
個人サイトなど見かける機会が減った今、検索サーチエンジンなんてもはや絶滅したネットカルチャーだと思っていました。

しかし令和でも生き続けていることを実感しました。ちゃんと更新もされていますし、新規登録サイトもあります。

見た感じ最近主流のブログタイプのサイトもありますが、あのころを彷彿とさせる個人サイトも多くありました。
どのサイトもその人の「好き!」が感じられてとっても良い…

管理人の2000年代個人サイトの思い出


同盟サイトのバナーを貼ったり、リア友やネットで交流があった人と相互リンクを貼りあったりと楽しみました。二次創作を中心の趣味のイラストサイトをやっていました。月ごとにトップイラストを変えたりして、自分の好きなように楽しみのために純粋にサイト作りを楽しんでいました。
アクセスカウンターをつけたりして、キリの良い番号をキリ番なんていいました。
キリ番文化はインターネット老人会では定番の懐かしネタなので、いろんな人の黒歴史を築いてきた良き文化ですね。

あとはWEB拍手機能とかありましたね。拍手を送ると運営者からのメッセージとイラストなどが表示されます。今でいうと独立したツイッターの「いいね」機能だと思ってください。
つなビィというインスタのような写真を投稿してサイトに載せるものも気に入っていました。
こういう外部ツールはそれぞれ独立していて、サイトに気に入ったものだけをみんな貼っていました。

個人サイトの好きなところはサイトを運営する人の「家」感があるところですね。
好きなものを貼り付けて、プロフィールや日記があったり、作ったものや好きなものを飾っておく感じが好きです。訪問者はまさにお家におじゃまするゲストだなと思います。
TwitterやインスタなどのSNSが皆が集う学校や広場だとするなら、個人サイトは家ですね。

ブログサービスが出てきてから、個人サイト文化は縮小していきました。個人サイトの難点は簡単とはいっても多少はWEBページをつくる知識が必要だったことです。
20年前でも、ある程度自動で作ってくれる無料のホームページビルダーがありました。
が、自由度やサイト容量などに限られていた気がします。
自分は小学生のころにAMIGOCHATという無料のホームページ作成サービスを使って作ったのが最初だった気がします。
その当時の小学生女児に著作権なんて概念はないので、無断転載のオンパレードでしたね。その時分はほんとごめんなさいですが、小さい子にある程度自由にネットを触らせるというのはそういう失敗(黒歴史)を多くする経験になったなぁと思います。

ゆきち

今思えば多くの人の黒歴史を生み出し、自分の人格形成に大きくかかわった気もするカルチャーです。

いつまでも続いてほしい個人サイト文化

個人サイト・検索サーチエンジン文化は平成のネットカルチャーを代表する無形文化財の一種だと思っています。2022年の令和現代にも残っていることに感動しました。
登録されている個人サイトの中には15年以上運営し続けているサイトもあります。流行り廃りがより顕著なネットの世界で変わらないものも良いなぁと思います。SNSが合わないけど発信はしたい人は個人サイトが向いているんじゃないかと思います。
なんというかインターネット空間内のスローライフ的な魅力を感じます。
自分も改めてブログとまた別の魅力を持った個人サイトを作りたくなりました。

ゆきち

大人になった今だったらサーバー代もドメイン代も払えるくらいになったしね!

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