こんにちは、2000年代をインターネットと共に過ごしたインターネット老人の一人です。
昨今、2DCGや3DCGのキャラクターを使って様々なメディアに投稿するvtuberが流行っていますよね。
vtuberはバーチャルyoutuberの略であり、顔出しせずに仮想キャラクターを設定して動画配信・投稿をしている人のことを指すようです。
元々vtuberは、vtuberキズナアイが用いた名称なので歴史は2016年から始まってここ1~2年は手軽にvtuberになれるツールなどもあり、盛り上がりを見せていると思います。
vtuberの先駆け「もえちゃっと☆」
ここで思い出したのが2005年頃からサービスを開始したキャラクターライブチャット「もえちゃっと☆」
サービス内容は当時流行していたライブチャットと萌えブームを合わせたような、「萌えキャラクターのイラストを通してボイスアクター(中の人)とゲスト(客)がお話できる」というライブチャットでした。
当時の記事:http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50020736.html
キャラクターには笑顔・怒る・泣くなどの差分があって、中の人は表情を自由に変更できます。
またマイクの音に合わせて口パクもするのでほんとに現在の2Dvtuberのようなものです。
最近まではサイトにアクセスできていたのですが、現在は接続できなくなり、自然とサービス終了しているようです。
▼2014年もえちゃっと☆運営のツイッターが最後に更新されています。
もえちゃっと☆が流行らなかった理由
このサービス2005年にスタートして2014年頃までは運営されていたようですがまったく盛り上がっていなかったですね。
- 有料サービスだった
- アダルトNGだった
- アクター(女の子)側が少なかった
有料サービスだった
「もえちゃっと☆」は、当時流行していたライブカメラで女の子とチャットをするライブチャットの2次元版として始まったと思うのですが、当然その主流は男性側がお金を払う有料サービスでした。
実際の女の子を見て話せるライブチャットと違ってキャラクターの表情が数枚しかない「もえちゃっと☆」は割高感があります。
「これでお金取るんか…」って感じですね。
確か無料お試し時間が3分くらいあったと思うんですが、女の子も素人ばっかりだったので会話が弾まないです。
チャットスピードが遅いとすぐ時間が来てお客側は楽しめないです。
アダルトNGだった
当然ですが、「もえちゃっと☆」はアダルトNGです。
アクター側に年齢制限がなかったため、中高生もいた印象です。
アクター(女の子側)が少なかった
アクター(女の子)側は素人なので、基本的にオンラインしている時間も人数も限られます。
利用している人数が少ないので同じ時間帯には限られた人と話すわけですから、なんか合わないな~と思ったらもう他に話したい子がいない状況になるんですね。
人気があるアクターさんはランキングなどに入ってオンラインになれば固定のお客さんがいる人もいました。
確か部屋に入れるのに人数制限(10人?)があって、人気な人と話したいとなると大人数で話すか、2しょっとという更に追加料金を払えば2人きりで話せるというシステムでした。
お客側はよほど気に入った子じゃなければお金を使いたいとおもうシステムではなかったと思います。
vtuberブームで思い出した「もえちゃっと☆」
以上、懐かしいサービス キャラクターライブチャット「もえちゃっと☆」 の紹介でした。
当時yahooチャットで知り合った子がやっていたので登録はしたもののお金はかけたくないし、お金を稼げるわけでもないのですぐ辞めてしまいました。
おそらくアクターだけでなく全体の利用者自体少なかったでしょう。
女の子側も稼げている印象はなく(報酬はギフトカード)、仲良くなったり女の子同志だったらskypeやmixiのIDなどを交換して直接連絡を取り合っていましたね。笑
今はyoutubeなど圧倒的にユーザー数が多いなかでvtuberは輝いていますね。
やはり認知度や利用者数が多いというのは最強だなとおもいます。
動画やコンテンツで広告収入が得られるのも今はいい時代ですね。
直接投げ銭もできるし、無料ユーザーは無料で見ることもできる…
お金を払わせないとできないサービスより、お金を払いたくなるサービスが今の時代強いんだなと感じました。
▼いまやアプリ1つでvtuberになれる時代…
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