好きな作品のラストをなんだか観れない!
少数派かもしれませんが、好きな作品のラストを観れない症状が昔からあります。
自分と同じように漫画やアニメの好きな作品を最終話直前まで見ていた、読んでいたのに最終話に近づくにつれて見るのをやめてしまうという人は一定数いるようです。
なぜラストを観れないのか…(-ω-)自分の場合は以下の通りです。
「もったいない」「楽しみをとっておきたい」
好きな漫画やアニメの最終話を観るのを渋ってしまいます。なんなら超面白くなりそうなところで止めちゃうこともあります。
自分の場合、「もったいない」という感覚が大きいです。
読み終わってしまうのがもったいない、後でとっておきの時に読もうなど思っていました。
特に10代のころこの症状がひどくて、最終話にとどまらず、「この作品はとっておこう」、「あ、面白そうな動画!あとでみよう」、「ライブDVDは一番の楽しみだから一番良いときに!」みたいな感覚で大好きなもの、興味をひくものほど「お楽しみは最後」的な感覚で未消化のままでした。
ショートケーキの苺は最後にたべる人ですね。
万全の状態で楽しみたい
未消化の作品は、気になりはしますがどうしても「万全の状態で楽しみたい」という意識のせいで続きを観るのを止めてしまう傾向があります。
自分にとっての「万全の状態」とは
- 休日(金曜の夜か土曜日)
- ひとりで心に余裕がある状態で
- 好きなお菓子と飲み物を用意
みたいなお楽しみモードに適した環境じゃないと観れないといった謎の意識の高さがあります。電車や移動中に観るなんてもってのほかです。
終わってしまうのがつらい
長く追いかけていたものなどは特に終わってしまうのがつらい感覚で見れない場合もあります。
作品や登場人物の大ファンであれば、もうそのキャラたちとは会えないような寂しさで見ることができない気持ちになります。
自分は推しアイドルの2年前に活動休止した最期のコンサートライブ映像をまだ観ることができないのです。
これを観なければまだ自分の中で自分の知らない推しの余白がある気がして…。ある意味精神の拠り所ですね。
最終話は大好きなお寿司だと思おう
最終話に関して楽しみすぎて観れない・辛くて観れないという謎の行動を今までしてきました。
自分ももう20代後半になってから人生楽しめるときに楽しんでおかないともったいないなと気づきました。そのため、最近ではちゃんと最後まで完走しようと努力しています。(たまに未消化癖がでますが)
最終話を見れない人は興味関心がピークのところにあると思うんですね。それが「終わってしまうのが嫌だ」と未消化のままでいるとそのうち興味関心はどんどん下がって0までいってしまいます。そうすると0になった状態で見ても当時感じていた感動などは当然薄れていくものです。
大好きすぎてラストを観るのがつらい状態でも、本当は見たほうがいいと思うんですね。感情を動かされる振れ幅が絶対に大きければ大きいほど感慨深いですし。大きな感動はなかなか経験できるものではないのでね(-ω-)
総括するとお寿司の大好きなネタ早く新鮮のうちに美味しく食べましょう。ということです。
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