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今更シュタインズ・ゲートを観た感想│「牧瀬紅莉栖」と「椎名まゆり」2人のヒロインについて

今年の目標でもある、気になっていた作品を観るという目標をたてたので早速。

「タイムトラベルが好きなら絶対好きだから観て!」とおすすめされていたアニメ「シュタインズ・ゲート」と第二作「シュタインズ・ゲート・ゼロ」を今更ですが、やっと観ました。最高でした。

シュタゲのストーリーの面白さとか、タイムリープに関する考察なんかも語りたいですが、素晴らしい先行研究に溢れていると思うので今回は、私が語るまでもないので置いておきます。今回は、シュタインズ・ゲートの二人のヒロイン「椎名まゆり(まゆしぃ)」と「牧瀬紅莉栖」について思ったことを語ろうと思います。

目次

ヒロインは「まゆり」か、「紅莉栖」か? 移行するヒロイン

まゆりも、紅莉栖もどちらも魅力的な女の子でヒロインなのですが、ストーリー的にも牧瀬紅莉栖が正ヒロインだと言えるでしょう。

ふたりとも岡部倫太郎に好意を寄せています。
岡部視点から見ても、ふたりは特別な存在であることが明らかなのです。

本作では、ヒロインが幼馴染みの椎名まゆりから、ツンデレ助手の牧瀬紅莉栖へと移行していきます。

岡部倫太郎は、α世界線でまゆりの死を避けるために動いていたので物語序盤のヒロインはまゆりです。
しかし、牧瀬紅莉栖は、まゆりを助ける過程で大切な存在になっていきます。まゆりを助けるためには紅莉栖が死亡するβ世界線にいくしかないと気づいたときに、まゆりから牧瀬紅莉栖へとヒロインが移行していくのです。

ヒロインの移行の課程で、だんだん紅莉栖が好きになる

私がシュタゲを見て感じたのが、ヒロイン椎名まゆりからヒロイン牧瀬紅莉栖に移行する岡部倫太郎との感情の共鳴感です。

なぜこんなにも牧瀬紅莉栖が愛しくなるんでしょうか。。。

見てる側としては、まゆしぃを守りたい気持ちと、時を超えてもいつでも味方でいてくれる紅莉栖への気持ちが主人公岡部とリンクする感覚がありますよね。

さて、ここでちょっとシュタゲのストーリーを簡単におさらいします。

岡部倫太郎は過去にメールを送ることができる電話レンジを偶然発明してしまい、「牧瀬紅莉栖が刺された」とメールを送ったことで過去の事象が変わった世界線になってしまう。その世界線は牧瀬紅莉栖は生存し、その代わりに岡部倫太郎の幼馴染み椎名まゆりが死亡してしまうという世界線(α世界線)です。椎名まゆりを助けるために岡部倫太郎は牧瀬紅莉栖らラボメンと奮闘するのですが、椎名まゆりが生きている世界線=最初の過去改変に繋がったメールを取り消す=牧瀬紅莉栖が死亡している世界(β世界線)を意味するのでした。

ストーリー中盤から岡部倫太郎は、何度も時を超えてまゆりの死に抗おうとする世界の中で、いつでも強い味方になってくれる牧瀬紅莉栖が大切な存在になっていくのに気づくのです。

そして、岡部倫太郎は過去を何度も変えるうちに気づいてしまうんですよね、過去を変えるということは、手に入れるだけでなく、失うことも意味するということに。

大切な存在となった紅莉栖との絆も、まゆりが死亡するα世界線でなければ手に入れられなかったものです。

岡部が世界線を移動しても記憶を保持している「リーディングシュタイナー」の能力を持っているがゆえの苦悩もありますよね。

「もとは無かったものなんだから、もとに戻しましょう」とは簡単で、理屈は通るかもしれませんが、紅莉栖と過ごした時間を無かったことなんかにできないし、確かに存在しているんですよね。

シュタゲではそれが最終的に究極の選択「椎名まゆり」か「牧瀬紅莉栖」かになってしまったんですねぇ。

本来ならば得ることがなかったものを世界線を変えたことにより得てしまったジレンマもあって、本来なら出会わなかったはずであろう運命的な牧瀬紅莉栖の存在がなんとも言い難いほど愛おしく感じます。

負けヒロインでも、姫のままでも終わらないまゆしぃ

TVアニメ第一作のシュタインズ・ゲート無印を見たあとは、私は圧倒的に紅莉栖派だったのですが、紅莉栖のいない世界線を描いたシュタインズ・ゲート・ゼロを見たあとは、「オペレーション:アークライト(織姫)」の作戦でまゆしぃに心を掴まれました。

オペレーション:アークライト(織姫)は、まゆりが世界改変をあきらめている鳳凰院凶真を叱咤激励するように過去の自分へ伝えてシュタインズ・ゲートへと導くための作戦です。

私は無印を見ていて、まゆりは、岡部倫太郎に守られる「姫」なんだとずっと勘違いしていました。
まゆりが死亡してしまうα世界線では何も知らされず、ただ守られるだけの存在だった彼女をちょっと可哀想だなとも思いましたがβ世界線では違います。
まゆりは、自らの覚悟で行動をします。彼女は決意を決めて、戻ってこられないかもしれないタイムマシンへ乗り込んで、ラボメンとして使命を遂行する姿に感動しました。

まゆりの岡部への叱咤激励は物語で重要な事象でもあり、実際、シュタインズ・ゲートへ到達する最後の要素だったことが分かります。岡部にとって、まゆりがどれだけ大きい存在なのか計り知れません。

紅莉栖もまゆりも選べないくらい魅力的なヒロイン

世間では紅莉栖とまゆりどちら派なのか、気になったので調べてみたら、ファミ通.comのアンケートだと、好きなキャラランキングでは「1位牧瀬紅莉栖(350票)」「4位椎名まゆり(91票)」と大差をつけて紅莉栖でした。

また、究極の質問「あなたが岡部倫太郎なら、まゆりと紅莉栖のどちらを救いますか?」という質問では、椎名まゆり:452票 牧瀬紅莉栖:439票ということで、僅差でまゆりの勝利。

私もまゆりを救う派です。やはり岡部とまゆりの関係性を考えるとまゆりを見殺しになんてできないと思う感情は捨てきれないかなと思います。

ということで、アニメシュタインズ・ゲートを観て二人のヒロインにかなり心惹かれたというお話でした。

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